ケアマネジャーの選び方|良いケアマネの見分け方と変更方法を現役ケアマネが解説
こんにちは、大貴です。
介護歴12年、転職5回のケアマネジャーです。
「ケアマネって、どうやって選べばいいの?」
「担当のケアマネが合わない気がする……変えてもいい?」
介護が始まって、ケアマネジャーを選ぶ場面になると、こういう疑問を持つ方がとても多いです。
わたし自身がケアマネとして現場に立ちながら、正直に言います。
👉 ケアマネの当たり外れは、在宅介護の質に直結します。
良いケアマネに出会えると、家族の負担がぐっと減ります。逆に相性の悪いケアマネだと、必要なサービスが入らなかったり、家族が孤立してしまうことも。
この記事では、ケアマネジャーの選び方と、上手な付き合い方を本音でお伝えします!
- ケアマネってどうやって探すの?
- 良いケアマネと悪いケアマネの違いがわからない
- 今のケアマネを変えたいけど言い出しにくい
そもそもケアマネジャーって何をしてくれるの?
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護保険サービスを使う上で欠かせない存在です。
具体的には👇のことをしてくれます。
- ケアプランの作成:本人の状態・希望に合ったサービスを組み立てる
- サービス事業所との調整:訪問介護・デイサービスなどの手配・連絡
- 定期的なモニタリング:月1回の訪問で状態やサービスを確認
- 緊急時の相談窓口:急な体調変化や家族の悩みを一緒に考えてくれる
- 医療・行政との橋渡し:病院や役所とのやり取りも手伝ってくれる
費用は介護保険から全額まかなわれるので、家族の自己負担はゼロです。
ケアマネはどうやって探すの?
① 地域包括支援センターに紹介してもらう(一番おすすめ)
要介護認定が出たら、まず地域包括支援センターに連絡してください。
「ケアマネを探しているのですが、紹介してもらえますか?」と伝えるだけです。
地域の居宅介護支援事業所(ケアマネが所属している事業所)のリストを見せてくれたり、直接紹介してくれたりします。
「専門性の高いケアマネがいるところ」「認知症対応が得意なところ」など、希望を伝えると絞り込んでもらえます。
② 退院前に病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)に相談する
入院中に介護が必要になった場合、病院の医療ソーシャルワーカーがケアマネを紹介してくれることもあります。
退院前に「ケアマネはどうすれば見つかりますか?」と相談してみてください。
③ 知人・家族の口コミで探す
「〇〇さんのケアマネがすごく良かった」という口コミも有効です。
ただし、ケアマネには担当できる人数の上限があるため、希望の方に空きがない場合もあります。
良いケアマネの見分け方・3つのポイント
① 連絡・相談のしやすさ
「急いで相談したいのに、なかなか連絡がつかない」というケアマネは要注意です。
緊急時でも連絡が取りやすく、レスポンスが早いケアマネは信頼できます。
最初の面談で「何かあったとき、どうやって連絡すればいいですか?」と確認しておくと良いです。
② 本人・家族の希望をちゃんと聞いてくれるか
ケアマネの中には、「いつものサービスを入れておけばいい」という感じで、あまり個別の希望を聞かない方もいます笑
逆に良いケアマネは、「どんな生活をしたいですか?」「家族として何が一番大変ですか?」と丁寧に聞いてくれます。
最初の面談の印象は大切です。話しやすいかどうか、ちゃんと聞いてくれるかどうかを見てみてください。
③ 医療・介護の知識が広いか
ケアマネは介護保険のスペシャリストですが、医療知識のある・なしで対応力がかなり変わります。
「看護師経験あり」「認知症ケア専門士をもっている」など、専門知識のあるケアマネは心強いです。
ただ、資格より大事なのは「ちゃんと動いてくれるか」です笑
どんな資格があっても、行動が遅い・連絡がつかないケアマネは困ります。
良くないケアマネのサイン
現場で見てきた「このケアマネは要注意」というサインを正直に書きます。
- モニタリング(月1回の訪問)をほとんどしない、または電話だけで済ませる
- 連絡してもなかなか折り返しがない
- 「このサービスは使えません」と言うだけで代替案を提案しない
- 本人や家族の話を最後まで聞かない
- 担当している件数が多すぎて、明らかに手が回っていない
これが続くようであれば、変更を検討してください。
ケアマネは途中で変えられるの?
結論:変えられます。いつでも、理由を言わなくても。
「担当を変えてほしい」と現在の事業所に伝えれば、変更できます。
「言いにくいな……」と思う必要はありません。ケアマネ側も「合わないな」と思っていることもありますし笑、双方にとって良い変更になることが多いです。
変更の手順👇
- ①新しいケアマネ(居宅介護支援事業所)を決める
- ②現在の事業所に「変更したい」と伝える
- ③引き継ぎ書類が新しいケアマネに渡されてスムーズに移行できる
「変更したい」と言い出しにくい場合は、地域包括支援センターに相談すると間に入ってもらえます。
ケアマネと上手に付き合うコツ
良いケアマネに出会えたとしても、関係性をうまく作ることが大切です。
- 「困ったことは全部話す」姿勢を持つ:「こんなこと言っていいのかな」と遠慮しないでください。ケアマネはそういう相談を受けるのが仕事です
- 変化があったらすぐ連絡する:体調変化・転倒・入院などはできるだけ早く報告してください。早く動けるほど対応の選択肢が増えます
- 本人の意思を伝える:「施設には入りたくない」「お風呂は週3回入りたい」など、本人の希望をケアマネに伝えることでケアプランの精度が上がります
まとめ
ケアマネジャーの選び方をまとめます👇
- 探し方:地域包括支援センターへの相談が一番確実
- 選ぶポイント:連絡のしやすさ・話を聞いてくれるか・知識と行動力
- 合わなければ変えてOK:いつでも変更できる、遠慮は不要
- 付き合い方:困ったことは全部相談、変化があったらすぐ連絡
ケアマネは「介護の伴走者」です。
良い関係を作れると、在宅介護がぐっと楽になります。ぜひ焦らず、自分たちに合ったケアマネを探してみてください!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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